2007年07月13日

どのプログラムを見るか!

沖縄での上映作品について決定し、情報を提供しましたが、お問い合わせに、
「どのプログラムがおすすめですか?」
というご質問を良くうけます。

う〜ん、これはむつかしい。
世界中のフィルムメーカーが作ったストーリーはどれもすばらしいからです!
しかし、それでは、答えになっていないので、いくつかのヒントを。

アカデミープログラムは文字通りアカデミー賞にノミネートされた作品たちなのです。こればショート的だ!と思ったのが「次の方、お待ちしています」(フランス・4分30秒)です。私と設定年令がかぶるところがあり、どうどうとしたナンパにあたしもこころ奪われました。オチも、ショートらしく、プっと吹き出しつつ、こっそり心に涙がながれる。。。という感じ。
「マエストロ」は最後の10秒だけでも心奪われますよ。ウエストサイドストーリーをパロディッた「ウエストバンク・ストーリー」も民族や政治の話をうまくまとめている。50年かけて、サルバドーレ・ダリとディズニーが作った「運命」という作品もある。関係ない話だけどサルバドーレ・ダリがチュッパチャプスキャンディーのロゴつくったて知ってた?
そして特別にガレッジセール・ゴリさんの「刑事ボギー」沖縄初公開です。

Bプログラムでなじみ深いのはダチョウ倶楽部の上島竜兵とふせえり(時効警察にもでてた)が出演している「LINE」は良い味あります。18分の中にくくくっという笑いと、あったかいな〜と思う心がうまれてくる。ビンボー夫婦の絶体絶命の危機!とかもあるけど、すべてが笑いになっているのは、ふせえりの演技力なのか、いや、監督の演出力なのか。すみません、総合力ですね。
このプログラムにはノルウエーとスエーデンという北欧の作品が二作はいっている。インターナショナルコンペティションの優秀作「パパ」はテレビ局につとめている監督の作品でした。これも意味なくなけるかも。

Cプログラムはなんといっても、今年のグランプリ作品「虹絵」がはいっています。インドの女性監督の作品で15分のなかに人生が描かれている。それも、アニメーションです。それとスカラシップ作品の「天狗外伝」。栗山千明さんやミッキーカーチスさんが出演していて、映像が凄くキレイ。屋久島でロケをしたそうです。こちらが24分と今回のショートのなかで、いちばんのロングな作品。韓国の「マンダリン・ゴースト」は単純に泣けます。ナダぐるぐる〜します。

台風の夜に、つらつらと映画のことを書いたけど、実際、みなさんにショートのことを語ってもらいたいです。
ああ、そしてゆんたくしたい。
あなたのお気に入りの映画はどれ?って。すみません、結局どのプログラムを見るかのヒントにはなっていませね。
ショートの公式ホームページで予告みて判断するほうがいいのかも。
でも、どのプログラムも気に入る作品にであえますよ。それは、私が補償します!


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Posted by 沖縄ショートショート実行委員会 at 21:02
この記事へのコメント
質問なんですが、本映画祭のジャパン部門の優秀賞の「扇風機の気持ち」がプログラムにないのですが、どうしてでしょうか?気になる作品だと思ったのですが。。。
Posted by オレンジ at 2007年07月15日 01:15
オレンジさま
扇風機の気持ち はCプログラムに入ります。
プログラム紹介に抜けておりましたこと、お詫び申し上げます!
7分58秒の非常にすばらしい作品です。
訂正させていただきます。
そして、問い合わせありまがとうございます。
Posted by 鳥越 at 2007年07月15日 10:47
 
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